相談事例
隣地との境界についてのご相談(京都市北区在住、65歳、男性)
不動産【相談内容 2020年1月】
私は昨年亡くなった父親から相続で取得した貸家を1棟所有しております。貸家の西側の隣地所有者が父親が亡くなる1年ほど前に居宅を増築しました。その建て増しされた建物の一部が私の敷地に越境する状態となっております。法務局で図面などを確認したり、実際にメジャーでも測ってみましたが明らかにお隣の建物が私の敷地内に入り込んでいます。そのことを隣地所有者に伝えましたが、私の父親から生前に増築の承諾を得ており、越境もしていないとの一点張りで話が平行線のままです。どのように対処すれば良いかアドバイスをお願いします。
成年後見と民事信託についてのご相談(京都市中京区在住、55歳、男性)
成年後見【相談内容 2019年11月】
私は現在京都市内で父親と二人暮らしをしています。ここ数ヶ月、父親の認知症が急速にすすんでいるように思います。父親は京都市内の立地の良い場所に賃貸マンションや貸テナントを複数所有しているため多額の相続税が発生することは顧問税理士から聞いております。これから相続税の節税対策を進めるにあたり生前贈与や不動産の売却による財産の組換えなどを検討しています。ただ、今後さらに父親の認知症が進み意思能力が低下するとそれらの対策は法律行為であるためすべてが実行できなくなると危惧しております。自分なりにインターネットで成年後見や民事信託の制度について調べましたが手続きの進め方やそれぞれの制度のメリット・デメリットが良く分からず途方にくれています。
遺言書の作成についてのご相談(京都市下京区在住、74歳、女性)
遺言【相談内容 2019年8月】
私は両親から相続した不動産や預金と10年前に亡くなった夫から相続した株式を財産として保有しています。私には2人の子供がおりますが10年ほど前から兄弟が不仲で、自身の相続の際にトラブルになることが目に見えております。そこで知り合いの方から遺言書を作成した方が良いと聞きました。最近、民法改正により遺言書が簡単に作れるようになったと聞いたのですがその作成方法について教えてください。